madamadaganbarusiniaのブログ

シニアのひとりごと

言われたくない言葉言われて嬉しい言葉

つくづくがんになって今まで気づかなかったことが

あったんだと思った。

わかっているつもりで全くわかってなかった。


言われたくない言葉としては「かわいそうに」です。

いじわるな言い方だけど「いつかはあなたもがんになるかも

しれないのよ。その時にならないとわからないんだからね」と

思ったこともありました。

そんな自分がとっても嫌でしたが、

どこかにそういう自分がいるってそれも嫌でした。

他には「今の医療は進んでいるから大丈夫」もです。

確かに医療治療は日進月歩です。

でもそこに至るまでの苦しさの説明はほとんどありません。

じっと辛い治療を耐えるしかないんです。

そこをどうして欲しいとは思いません。

被害者意識ですね。

自分がそうなるとは思ってませんでした。

でもこれが自分なんです。

人間なんて環境が変わればどんどん考えも変わっていきます。

価値も変わります。

大げさかもしれないけど、人格も変わってくる事もあります。

でもそれでも生きることを模索するんですね。


反対に嬉しかった言葉ですが「一緒にがんばろう」や

少し先の未来の約束です。

「一緒にがんばろう」はがん友との合言葉です(#^.^#)

先日の抗がん剤治療の時に看護師さんがそう言って

下さいました。涙がでそうでした。

辛い時は助けてくれる人がちゃんといるんだと思ったら

本当に心強かった。

少し先の未来の約束もそうです。「がんばって」も嬉しいけどそれよりも「抗がん剤で辛いと思うけど、落ち着いたら何が食べたい?」は本当に嬉しかったです。

がんで大変だけど未来の約束はその程度でいいんです。

それとこれまでさほど感じていなかったけど、

久しぶりに会った友人が抱きしめてくれたんですが

何だか人の体温っていいですね。

上手く言えないけどとにかく嬉しかったです。

それと妹が言った言葉ですが「がんでは死なせない、私がなんとかする」でした。

医療関係でも何でもない妹がです。

自分ひとりで生きてるつもりでした。大間違いでした。

本当にがんになってから色んな事を学んだと思ってます。

2回目抗がん剤治療

おかげ様で2回目の抗がん剤は終わり今日で3日目です。

副作用は相変わらず手足のしびれがきてます。

冷たいものを飲んだりすると口の中がぴりっときます。

それと黄砂や花粉だと思うけど鼻の奥が

痛い時があります。

他には疲れ目のように目の奥がじーんとする時があります。

鼻や目は副作用とは関係ないらしいけど・・・・

あまり副作用の振り回されていかんと思ってます。

あんな薬ごときで食欲が落ちたり副作用がきたりで、

たった一回の投与で色々と出てくるものなんですねえ。

自分としては副作用が出てるってことは、

お腹のがんをやっつけていると思ってます。

頼りにしてまっせ\(^o^)/

今回、左腕から投与していて特に左腕のしびれがひどく、

温めるといくらかは楽になりますので、

妹にもらった腕カバーを二重にしています。

かっこ悪いけど現実はこうなんです(^_-)-☆

一度だけ桜散るを

経験しました。

高校受験で志望校すべりました。

まず落ちることはないだろうと先生も思っていたし、

自分も落ちるとはこれっぽちも思っていませんでした。


数学が得意だったのに、ふたを開けたら

散々な成績だったそうでした。

自分でも「ちょっと調子悪いかなあ」程度しか

思っていませんでした。

今思えばなんて図々しいでしょうね(笑)


それからというもの、母は「おかしな事考えるじゃないよ」とかしきりに言ってました。

確かにショックではあった。

でも同じ高校を受験した仲間でお疲れ様会を予定していて

事もあろうことか、すべったのは私だけで

しかもすべってても出席している娘の図々しさ(笑)

おかしな自殺?とかよりは良いと母は思ったのでしょうね


他の子は全員合格していると思ってて、後日私だけが

すべった事を知ったそうです。

更に担任の先生が自宅まで心配できてくれたそうですが、

本人は遊び?に行ってて不在。

両親も取り繕うに苦労したと後で文句言われ、

担任にはクラス会の度に「あの時はどこに行ってたんだ」と

言われる、親戚も大騒動だったと後で従妹に聞き

生意気な子供でしたが恐縮した記憶があります。

でもこの性格自分で言うのもナンだけど結構好きです\(^o^)/