madamadaganbarusiniaのブログ

シニアのひとりごと

あまりモノには執着しないタイプです

断捨離、終活のつもりでドンドン片付けています。

少しでも状態がいいのなら友人知人に差し上げてます。

それは断捨離世代のこの年齢だからではなく、

これまでも同じでした。


OL時代、ロッカーで着替えてる時に後輩に

私のスカートをほめられました。

ちょうど飽きてきた頃だったので、

クリーニングしてないけどって着替えかけたけど

そのままあげたことがあります。

で、スカートなしでどうやって帰ったかって??(^_-)-☆

会社の制服のスカートでちょうど冬だったので

コートもあるしそれで帰りました。

さすがのその後輩も唖然としていました(#^.^#)


何でもそうだと思うんですけど、モノって使ってナンボ、

ほめられてナンボだと思ってます。


先日も遺品というつもりはないんだけど、

春慶塗のボンボン入れを友人にあげたんですけど、

「そんなに早く片付けなくっても・・・」って

なかなか受け取ってもらえなかった。

彼女には「5年後に私が生きていたらこれ返して」って言ってやっと受け取ってもらえました(笑)


何か目標ができると欲が出てくるものですね。

がんばるぞー5年後(^^♪

ボランティア活動

いつもお世話になっている病院で

ボランティア活動をしています。

基本的には週1の活動なんですけど

抗がん剤治療直後の1週間は動けないので、

それ以外はなるべく出るようにしています。


活動内容は車いすの貸し出し受付やバックヤードでの雑用です。受付の仕事は不特定多数の患者さんとの接触があるため、

抗がん剤で抵抗力が弱ってるのおかしなウイルスを

拾わないようにって外してもらってます。

ありがたいと思ってます。


なので私の仕事は雑用でガーゼ畳みや

関係クリニックへの郵便物の封入等々です。

こんなに表に出ない仕事があるとは思っていませんでした。

勿論ボランティアなので無給です。

でも楽しいんです。仲間にも恵まれた事もありますが、

働くことが心底楽しいと初めて感じました。

こういう気づきを与えてくれたことに感謝です。


そういう意味ではがんも一因かもしれないです。

色んな要因があって今の自分があると思うと、

これまでの自分の振る舞いが今につながるんだと思った。

もう少し働いてみようと思う


生きてみた

右往左往で

未完成

がん患者の会

昨日2か月ぶりでがん患者の会に出席しました。

圧倒的に女性が多いんですけど、

皆さんとてもがん患者とは思えないほどお元気です。

今回の副作用はちょっとひどくってほとんど寝たきりでしたが

寝てる場合じゃないなと思いました(笑)

だからみなさんそうやって月1の会の出てこれるんでしょうね。


確かにこれに出たからといってがんが治る訳ではありません。

でも皆さん同じことをおっしゃるんですけど、

「がんに振り回されたくない」

「独りで頑張れないから同士が欲しい」とかが多いんです。

当初は私も興味本位でどんなものかと出席してみました。

昨日は何故か死生観についての発言が多かったように

思いました。


私の両親をいわゆるピンピンコロリで

亡くしているので、両親はそれが良かったのか

ピンピンコロリを希望していたのかどうかも

わからないままでした。

ピンピンコロリを希望する人が多いのも承知しています。

でも私は嫌です。お世話になった人にちゃんと挨拶してから

旅立ちたいと思ってます。

やりっぱなしは嫌です

なので、がんはがんがわかって明日に死ぬってことは

考えにくい病気だと思ってますので、

死ぬのであればがんがいいなあとずっと思ってました。

だから今この状態は正に希望通りです。


勿論その過程で苦しいこともあります。

人様に迷惑もかけるでしょうけど、

人間生きてる以上例え健康であったとしても、

辛いこともあるし迷惑もかけるのであればそこを抵抗しても

仕方ないと思ってます。

私はそれよりもお世話になった人にきちんと挨拶をしたい・・・それを優先したいと思ってます。


確かに副作用で辛いしこれからどうなるのか不安です。

こんな事になって自分の命に締め切りがあるってことを

思い知らされました。そんな当たり前の事なのに・・・です。

そういうことを知らしめてくれたのががんです。

ただ、これはたまたま今日が誕生日で68歳になった

初老の者だから故の「開き直り」かもしれないです。

もっと若い人のがんとはまた意味合いが違ってくると思います。つくづく昨日のがん患者の会ではみなさん最期までは

何とかして生き抜く・・・そんな意気込みを感じました。