madamadaganbarusiniaのブログ

シニアのひとりごと

クリスマス

季節はずれですが、もう20年程前のクリスマスの夕方
仕事が終わっていつもならそれほど遠くはないので歩いて帰るんですが
年末で早く帰りたかったし、寒いのでその日は駅までバスに乗りました。


それほど混んでもいなかったし、街のクリスマスの飾り付けを
眺めながらの優雅な帰り道でした。
「ん?道が違う」・・・そうなんです、バスの運転手さん道を間違えたようです。
すぐに事務所に連絡をしてう回してなんとかなりました。


年末の慌ただしい中、乗客は20名もいたでしょうか一刻も早く帰りたかった人も
いたでしょうが、誰も文句をいいませんでした。
寧ろ皆さん降りる時に運転手さんに握手する人や
「クリスマスのこんなサプライズありがとう」とか
「これで事務所で大目玉くらうかもしれんな。でも楽しかったと
電話しておくからな」とか、皆さん楽しがっていました。


特に私も急いでいる訳ではなかったし、結構楽しかったわ。
それに運転手さんも道間違えるんだと思いました。
そりゃあ人間だもんね。


今日久しぶりに市バスに乗って何故かこの事を思い出して書きました。
確か「西村さん」ってお名前の運転手さんだっと記憶してます。

石川賢治さんの

写真集が出てきました。
断捨離で少しずつ本を処分しています。
ずっと忘れていましたが、石川賢治さんの写真集が出てきて感激です。


月光だけを光源にしている写真家です。初めて出会ったのが確か新聞の
日曜版でした。当時はそれほど写真の興味があった訳ではありませんでしたが
その日曜版の掲載されていた写真に感動で頭かち割られたような衝撃でした。
それ以来彼の写真集を買い求めましたが、色んな人に紹介する内に
(彼の回し者ではありませんが)一冊一冊と差し上げて
この一冊だけになってしまいました。


月の光ってこんなに青いんだって嫌でも認識させられます。
普段街中にいると夜でも明るいから月の光ってあまり意識した事ないですよね。
でも青いんです。宝石のラピスラズリも濃いブルーの中に所々に
金色が星のように散りばめられてこれも綺麗ですが
この石と月の光って共通するような気がするんです。
たまたまこの写真集は屋久島で撮ったそうですが
屋久杉とラピスの砂漠を連想してロマンを感じます。
私達も一生懸命に生きてますが、月の光にしたらほんの一瞬の事なんですねえ(#^.^#)


あれ??写真集からまた外れに外れたわ(笑)


どんどん本を処分してはおりますが、この写真集は手元に置いておこうと思ってます。

人生大抵の事はかすり傷


誰だったかは忘れちゃったけど本だったかラジオだったかで知り、その人のパクリです。以前に同年代の方にこのタイトルをコメントで送ったところ、それでかどうかはわかりませんが文中にこの事を取り上げて下さいましたので、少しこれについて書きます。


GWが終わって5月病が心配される時期になりました。結構若い人の自殺が多いのには本当に驚きです。かく言う私も自殺を考えた事もあります。がもっともその理由が夏休みの宿題がまだ終わらない・・・とかが理由で笑い話にもなりませんね(笑)。でも真剣に悩んでいる人も多いと思います。若い人にはまだ我々シニアのような経験値がないので、その悩みの真っただ中にいるとどうしていいのかわからなくなると思います。だれにどう相談したらいいのか、そのノウハウもない場合が多いと思います。簡単ではありますが今回のタイトルに従って自分の「かすり傷」を書きます。


過去に母が植物人間で意識のないまま亡くしました。1年近く病院にいました。意識は戻らないかもとドクターに言われもう東から太陽は昇らないと真剣に思ってました。それでも太陽は昇るんです。当たり前の事なのに、この世で一番不幸なのは自分だと思ってました。


入院中に色んな人に出会いました。夜勤の看護師さん達やドクター、顔なじみになった売店のおばちゃん、親戚や自分の知らない母の友人・・・本当に皆さんに助けられました。意識のない母のベッドの傍らで泣きながらおにぎりを食べてた事もありました。シーツ交換等の作業担当の人がそれを知って、休憩時間が合えば一緒に食べて下さった事もありました。母には申し訳ないけど母の傍らでテレビを見てて笑っている時もあったんです。その時の痛みを取り除く事はできなかったけど、今思えば「そんなことあったなあ」なんです。


それから今までずっと泣いていたかと言えばそうではありません。楽しい事も沢山ありました。これがかすり傷と思えなかったら、今の自分はありません。かすり傷だと思えたからこそ人に優しくできると思ってます。過去に大変な苦労をしてから他人に厳しく接する人がいますが、それはその時の苦労がまだ消化できてないのかと思ってます。「自分はこんなに苦労したんだからこれからはちょっとわがまま言わせてもらうぞ」って、それは他人にしたら迷惑な話です。その程度の苦労とは言いませんが、世の中にはそれ以上苦労した人は山ほどいます。そう考えると「大抵の事はかすり傷」に到達です。


泣きたい時は泣けばいいし、笑いたい時は笑えばいいんです。みんな時に幸せであって時に不幸でもあると私は思ってます。幸せな時は不幸でない事に感謝して、不幸は時はじっと時が過ぎるのを待ってたらいいと思ってます。タイトルの「人生大抵の事はかすり傷」ってあんこを作る時にお砂糖だけじゃなくって少量の塩を入れるようなものかな??