がん患者の会
昨日2か月ぶりでがん患者の会に出席しました。
圧倒的に女性が多いんですけど、
皆さんとてもがん患者とは思えないほどお元気です。
今回の副作用はちょっとひどくってほとんど寝たきりでしたが
寝てる場合じゃないなと思いました(笑)
だからみなさんそうやって月1の会の出てこれるんでしょうね。
確かにこれに出たからといってがんが治る訳ではありません。
でも皆さん同じことをおっしゃるんですけど、
「がんに振り回されたくない」
「独りで頑張れないから同士が欲しい」とかが多いんです。
当初は私も興味本位でどんなものかと出席してみました。
昨日は何故か死生観についての発言が多かったように
思いました。
私の両親をいわゆるピンピンコロリで
亡くしているので、両親はそれが良かったのか
ピンピンコロリを希望していたのかどうかも
わからないままでした。
ピンピンコロリを希望する人が多いのも承知しています。
でも私は嫌です。お世話になった人にちゃんと挨拶してから
旅立ちたいと思ってます。
やりっぱなしは嫌です
なので、がんはがんがわかって明日に死ぬってことは
考えにくい病気だと思ってますので、
死ぬのであればがんがいいなあとずっと思ってました。
だから今この状態は正に希望通りです。
勿論その過程で苦しいこともあります。
人様に迷惑もかけるでしょうけど、
人間生きてる以上例え健康であったとしても、
辛いこともあるし迷惑もかけるのであればそこを抵抗しても
仕方ないと思ってます。
私はそれよりもお世話になった人にきちんと挨拶をしたい・・・それを優先したいと思ってます。
確かに副作用で辛いしこれからどうなるのか不安です。
こんな事になって自分の命に締め切りがあるってことを
思い知らされました。そんな当たり前の事なのに・・・です。
そういうことを知らしめてくれたのががんです。
ただ、これはたまたま今日が誕生日で68歳になった
初老の者だから故の「開き直り」かもしれないです。
もっと若い人のがんとはまた意味合いが違ってくると思います。つくづく昨日のがん患者の会ではみなさん最期までは
何とかして生き抜く・・・そんな意気込みを感じました。