madamadaganbarusiniaのブログ

シニアのひとりごと

後悔の

ない人生ってあり得ないと思うんです。


ここでお亡くなりになったお母さまに十分な恩返しが
できなかった事を悔やんでいらっしゃる方のブログを拝読しました。
私もそうです。後悔だらけです。
先日母の友人の方の事をかきましたが、
「あーー母が生きていたらそのおばさんみたいに背中が曲がってるんだろうな」って
思いました。同年代のご老人を見かける度にそれは思いますね。
心の中で「お元気で何よりです。転ばないようにね」とつぶやいてます。


私も両親に対してはろくな親孝行をしていないです。
特に母は長く病院にお世話になっていて一番の後悔は
最期になると思って大晦日に病院に泊まり込みができなかった事です。
当初はそのつもりで簡易ベッドもお願いしていましたが
残念な事に私が風邪をひいてしまい病院から断られました。
仕方がないのですが、一緒に年越しができなかった事が悔やまれてなりません。


それをクリアして何が満足かって言えば大した事ではありません。
でも後悔って他人から見たらどこにでもある特別なことではないんですね。
きっと運よく一緒に年越しができたとしてもまた違った後悔が
湧き出てくると思うんです。でもだからと言って
何もしないってのは全く別問題だと思ってます。


多分母に関しては一生その後悔はし続けると思ってます。
同じ年代の女性を見かけ母を思い出すって自分勝手かもしれないけど
それは母を思い出す供養の一つだと私は思ってます。
意見が合わず喧嘩ばっかりしていた親子でしたが、母が植物人間になってしまって
勿論会話など成立しませんが、初めて分かり合えたような気がしました。


いつか私も呼ばれると思いますが、その時に両親に逢えるかどうかわかりませんけど
幸運にも逢うことができたら、「親孝行らしい事はできなかったけど
あなた達の代わりに色んな人に小さな本当に小さな孝行はしたからそれで勘弁して下さい」と言うつもりです。多分「生きてる内に親孝行しといてよ!」と
またそこでも喧嘩になるかもしれないですね。(笑)

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