madamadaganbarusiniaのブログ

シニアのひとりごと

シニアの覚悟


先日シニアの婚活について友人を話しておりましたが、60代70代になっても人は煩悩だらけです。よほど山奥でひとりぽっちで暮らすならともかく、ほとんどの人は何某か人と関わりあって生きていくしか選択肢はないと思ってます。


ぽっちで生活なんてそうそうできるものではない。仮に子供がいたとしてもその子供だって、それぞれ家庭があれば生活パターンも違うし、そもそも親子と言えども考えが一致しているとは限らないです。


随分前ですが、シニアの婚活バス旅行に誘われましたが、誘った友人はその半年前程に熟年離婚したばかりでした。あれほど前のご主人と合わないもうこりごりって言っていて離婚に至ったのに、舌の根も乾かない内に婚活とは本当に驚きました。


きっと思うにやっぱり一人で生きてくってよほどの覚悟がないとできないって事だからと思ってます。それって男女関係ないのかなと思う。女性は経済的な理由で、一方男性は家事からの解放が理由と思います。でも一番の理由はそろそろ最期になりかけてきた私達シニア世代が、自分の最期に誰が傍にいて欲しいか、それがシニア世代の婚活する大きな理由だと思うんです。それはもしかしたら子供ではないと思う。勿論子供にしたら「親の死に目」には立ち合いたいのは当たり前です。でも逝く人にしたら傍にいて欲しいのは煩悩のかたまりであるパートナーだと思うんです。以前に知人が奥さんのお産にあたりかなり難しいお産になり、先生から奥さんか子供かどっちを選択するか訊かれて彼は奥さんを取りました。当たり前の事だと思います。ただ、どっちを選択してもそれは正しい選択と思ってますので誤解なきように。


シニアの婚活・・・元気でいいと思うけどその背後には介護もセットで存在する事を忘れてはいけないです。そう思うとなかなか踏み出せない。私もおひとり様ですので「自由でいいね」とよく言われますが自由ほど不自由なものはない。人間生きてる限りは煩悩から逃れることはまずないと思ってます。やっぱり自分の最期は自分が好きな人に見送られたいと思う。だから故にシニアの婚活もあり得ると思うんです。でも今の自分はそこまでのシニアの覚悟ができてなくってあちこちでうろうろしております。(笑)

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