抗がん剤って
毒薬なんですねえ。
抗がん剤の点滴の時に普通に自分のベッドでできるって
きいていたので、これまでの点滴と同じだと思ってました。
ところがところが、看護師さんふたりがかりで、
それも重装備でマスクは勿論、ゴーグルのような眼鏡に
ビニールのすっぱりかぶるエプロンでした。
え?今から何が始まるの?ってな感じでした。
もしかしたら他の患者さんと間違っていませんか?って
訊いた位でした。
訊けば、薬が衣服に飛び散ってそれを触ると
皮膚がただれるとかダメージがあるそうで、
勿論患者の皮膚についてもだめなんですって。
そんな薬を体内に入れるって本当に怖かったです。
そんな劇薬なんだから副作用は当たり前なんだと思った。
刺す針も3センチくらい血管に入っているそうで、
中で折れることはないと信じてるけど、
点滴中はトイレ以外は本当にじっとしていました。
3時間ほどで終わりましたが、当初は特に変化はなかったので、事前に用意していた、カステラをお疲れ様という
意味で食べました。
しかししかし、その後すぐに来ました。
指先ビリビリ、左手首に浮腫みがきてリストバンドが
パンパンになってしまいました。
点滴中は30分毎に血圧体温やらをチェックされてて、
そこまで強い薬だとは思ってませんでした。
それにしてもそれだけの劇薬なんだからがんに効くんですね。
今も指先ピリピリはあります。
更に下痢も出てきてよろよろですが、
何とかしてこうしてブログ書けるようになりました。
これも医療のプロの方達のおかげですね。
ありがたいことです。