madamadaganbarusiniaのブログ

シニアのひとりごと

いつかは死ぬけどそれはいつ?

いつかは死ぬけど、それがいつかがわかっていても
わかっていなくて突然でも心の準備って具体的に
何をどうすればいいのかわからない。
これはその前段階だったのか、父はとてもお酒が好きでした。
肝臓が悪いのでドクターストップがかかっていましたが、
お構いなしで飲んでいました。
その度に喧嘩です。
ある時ノンアルのビールでも結構美味しいんだからと
父に言ったことがあります。
父は日本酒でしかも塩辛や少しの塩で飲む身体には
良くない飲み方でしたので、
ビールそれもノンアルなんてのは父にしたら
ジュースなんでしょう。
「こんなもの飲めるか。こんなもの飲むようになったら
俺はもう終わりだと思え」とそこでまた喧嘩です。
その場はどう終わったか記憶はないのですが、
きっと普通に日本酒だったと思います。
ところが、亡くなる1か月ほど前にこともあろうか自分で
そのノンアルビールを買ってきて飲んでるんです。
「意外とうまいぞ。お前もどうだ」でした。
あの時の大喧嘩は何だったのか理解できないけど
「まあ、いいか」でした。


母は母で孫(私からすると甥)が足の指がくっついて
生まれました。ある程度大きくならないと
切り離す手術はできない事はよくわかっているはずなのに、
まだその時期ではない事わかっているはずなのに、
突然倒れた時に、甥の母である妹にくどい位
早く手術してもらえないかそれは何度もしつこい位
言っていたそうで、その後1年程して亡くなりました。


何か本来では考えられないような、
事例って死期が近づくとあるものなんでしょうか?
あとで「そういえばあの時のあの言動って・・・
おかしいと思ってた」って思い当たる事ってありますよね。
これから自分もそういう年代になるけど、
そういう事って自分で感じ取る事ってできるんでしょうか?


たまたまですが、知人がALSで3年前に亡くなりました。
本人も自分の病気の事は理解していて、
それまでに整理しなくてはならない事を片付けていました。
他人に引き継ぐべき事もちゃんとしていて、
私自身晩年あんな風にできるかどうか自信ないです。
ただ、自分は滅多にない病気で亡くなるような気がすると
若い時から何の根拠もないけど、
そう思っていたと言ってました。


知人の場合は病気が病気だから自分で覚悟も
できるのかもしれないけど、
私の両親の場合はその覚悟も何もわからないままに
亡くなっているので、本人たちにしたら心半ばだっと思います。だからといってそういう亡くなり方は
絶対に嫌だとも思ってません
生まれ方も死に方も自分で選択できない。一部死に方については選択肢もあるけど、基本的にはほぼないに等しい。
近い将来か遠い将来かはわからないけど、今こうして悩んだ事その瞬間に思い出すんだろうか??


それにしても暑かった


かき氷
見る見る間に
水と化す

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